介護サービスの種類 その②

通所サービスは事業所の特色がでやすい

通所介護(ディサービス)

通所介護は、介護サービスの中で特に事業所の特色が強く出やすいサービスです。このことから、事業所の雰囲気に馴染めなくて、利用者が行きたがらなくなることがあります。

通所介護をサービスに組む際は事前に、利用者やご家族に見学してもらうのがよいでしょう。

通所介護をサービスとして利用する時の注意

通所介護は、以下のように、利用時間や受けるサービスにちがいがあります。この点を注意してケアプランに組み入れる。

☆通所介護の利用時間とサービス☆

利用時間
・3時間以上~4時間未満 ・4時間~5時間未満 ・5時間以上~6時間未満 ・6時間~7時間未満 ・7時間以上~8時間未満 ・8時間~9時間未満
主なサービス
看護師による健康チェック、入浴の支援、運動機能向上(歩行訓練や体操)、口腔機能向上(食事後の歯磨きなどの口腔ケア)、栄養改善(食事の提供)、生活機能向上グループ活動(レクレーションや体操など)、若年性認知症ケア(65歳以上の認知症の対応)、排せつ介助

健康チェック

通所介護についての注意点としては、レクレーションはそれぞれの事業所で自由にやっていて、将棋などの趣味活動なものが多いところ、風船バレーや外出をメインにしたところ、もしくはエアロバイクや吊り輪運動を取り入れた機能訓練的なところなど、サービス事業所によってさまざまということです。

コロナ過の今は、利用者の検温や身体観察などの健康チェックを細かく行わないと、通所介護サービスががクラスターになりかねないので、通所介護サービス利用時には利用者及び家族への十分な説明も必要である。